2013年04月27日

ヤツカミズオミヅヌ 薗の長浜

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薗の長浜 島根県出雲市

ヤツカミズオミヅヌの、国引き神話。海の向こうの土地に綱をかけ「国来〜、国来〜」と引っ張りよせ、まだ狭かった出雲の国に土地を縫い合わせて、現在の杵築・狭田・闇見・美保の地域・・島根半島を作ったとされます。

その時に綱をくくりつける杭としたのが三瓶山と大山で、その綱は、この薗の長浜と弓ケ浜となったといいます。出雲風土記に記される、スケールの大きな神話です。



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出雲神話絵巻 国引き

ヤツカミヅオミヅヌという神さまが、出雲の国を見渡して言いました。
「この国はせまく、まだこれからの国だ。どこからか国を引いてきて縫い付けなくては。」そう言って、海の向こうを見わたし、あまっていた土地に綱をかけ、「国よ来い、国よ来い」と引いてきました。そして、出雲の国に縫いつけました。

このとき、引き寄せた国を固めるために立てた杭が佐比売山(三瓶山)になり、引いた綱は、園の長浜となりました。

そのあとも、ヤツカミヅオミヅヌは、周りの国を引き寄せました。このとき、国を固めるために立てた杭が日の火神岳(大山)になり、引いた綱は夜見島(弓ヶ浜)になりました。

こうして国引きを終えたヤツカミヅオミヅヌは、「今、国引きを終えたぞ」と意宇の杜に杖をつきたて「おえ!」と叫びました。

(一畑電車出雲大社前駅で開催中の、古事記編纂1300年「神話博しまね」創作神話フィギュアジオラマ展のリーフレット「出雲神話絵巻」より転載)
posted by watanabe at 21:30 | Comment(0) | 日本の神話 国引き
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■「神話博しまね」

2012年7月21日(土)〜11月11日(日)

・創作人形写真、及びジオラマ展示
・粘土ワークショップ開催

2012年は、古事記編纂千三百年の年。古事記千三百年を記念する「神話博しまね」イベントのひとつとして、渡邊和己の神話モチーフの創作人形写真の展示、神話創作人形ジオラマの展示、また、粘土作品制作のワークショップを開催させて頂きました。

神話博しまね公式ウェブサイト
http://www.shinwahaku.jp/

神話フィギュアジオラマ展 出雲神話絵巻 お知らせページ
http://www.shinwahaku.jp/main-stage/taisha/