2012年08月25日

八雲立つ 最古の和歌

suga6893.jpg

八雲立つ 出雲八重垣 
妻籠みに 八重垣作る
その八重垣を


八雲が立ちのぼる出雲の国の、立ちのぼる雲は八重垣を巡らせたようだ
妻を篭らせるために、宮殿に八重垣のように垣根を作った
まさにその八重垣を巡らせたようだなあ

日本最古の和歌です。訳するとこんな感じになるのでしょうか。お神楽を見ていると、八岐大蛇退治の演目で、ヤマタノオロチの首を切り落とし八頭目の大蛇の尻尾から神剣天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ=後の草薙の剣)を取り出したスサノオノミコトが、この歌を詠います。





この和歌が刻まれた石碑があるのは、日本初宮である須賀神社。日本で最初の神社は、スサノオとクシナダヒメの新婚のお住まいだったのですね。

また須賀の地名は、宮殿を建てるためにスサノオがクシナダヒメを連れてここに辿り着いた時、「ここに来て、私の心は清々しくなった」といわれた事から、この地を須賀と呼ぶようになったという事です。


古事記神話に触れていると、このスサノオの歌から始まって、たくさんの歌に触れる事が出来、とても風情がありますね。

スサノオの娘スセリビメを奪ってのけ、葦原色許男神(あしはらのしこお=プレイボーイ)め! ・・と呼ばれた若い頃のオオクニヌシなど、その後も各地のヒメさま達と和歌を交わしまくっていたようです(笑)。
posted by watanabe at 14:41 | Comment(0) | 日本の神話 ヤマタノオロチ
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■「神話博しまね」

2012年7月21日(土)〜11月11日(日)

・創作人形写真、及びジオラマ展示
・粘土ワークショップ開催

2012年は、古事記編纂千三百年の年。古事記千三百年を記念する「神話博しまね」イベントのひとつとして、渡邊和己の神話モチーフの創作人形写真の展示、神話創作人形ジオラマの展示、また、粘土作品制作のワークショップを開催させて頂きました。

神話博しまね公式ウェブサイト
http://www.shinwahaku.jp/

神話フィギュアジオラマ展 出雲神話絵巻 お知らせページ
http://www.shinwahaku.jp/main-stage/taisha/