2012年08月11日

日本の神話 国譲り タケミナカタのつぶて岩

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日本の神話 国譲り

タケミナカタ、敵ながら天晴れ、なかなかやるな・・といいたげなタケミカヅチ人形です。

国譲り神話の舞台、稲佐の浜から海岸沿いに5キロほどの地点にある「つぶて岩」。逆さに立てた剣の先に座り、国を譲れと迫る剣神雷神タケミカヅチに抵抗し、オオクニヌシの息子の一人であるタケミナカタがブン投げた千人引きの大岩が、ここまで飛んできて炸裂したものといわれます。岩の島は20〜30メートルほどもあるでしょうか。神様同士の大ゲンカは、スケールがデカ過ぎます。

この神話は記紀に記述はなく、出雲の国の口頭伝承にあるのみです。

なお、このタケミカヅチとタケミナカタの大喧嘩が、「相撲」の始まりとされています。



夕べは神社のSNSの勉強会に出席しました。今回の勉強会のテーマは「諏訪神社」。日本の神話にまつわるミステリアスなお話を、たくさん堪能しました。

まるで知識がありませんでしたが、諏訪神社のご祭神は、タケミナカタノカミ。タケミナカタといえば、出雲の国譲り神話でオオクニヌシの息子の一人として登場の、怪力の神様なのですが、タケミカヅチにこてんぱんにやられ、古事記神話の記述では活躍しているようには描かれていません。

こうしたタケミナカタですが、日本三軍神の一神として、見方によってはタケミカヅチ以上の崇敬を集めています。剣の神であり雷神が、タケミカヅチ。タケミナカタは風神とされ、元寇を退けた神風はタケミナカタの神威であるとされています。

ですが神話では目だっていない。その謎は何であるのだろうか?


また、タケミカヅチを祭る鹿島神宮のマスコットといえば、鹿。タケミカヅチに、アマテラスからの国譲り指令を伝えたアメノカグノカミは、鹿の神様だったといいます。

そして、タケミナカタを祭る諏訪神社の総本社、諏訪大社にある奇祭「御頭祭」では、かつては75頭もの鹿の生首が供物として並んでいたといいます(現在は剥製)。また、日本三大奇祭と数えられ、死傷者も珍しくない諏訪神社の御柱祭(みはしらさい )は、強大な相手に立ち向かったタケミナカタの勇気を受け継いだ祭りなのではなかろうか・・?


神話を探求する楽しさを存分に味わった一夜でした。神社勉強会主催の東條英利氏に、改めまして感謝いたします。

タケミナカタ人形も、作ってみようかな〜(^ω^)


神社SNS 神社人
http://jinjajin.jp/
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posted by watanabe at 21:37 | Comment(0) | 日本の神話 国譲り
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■「神話博しまね」

2012年7月21日(土)〜11月11日(日)

・創作人形写真、及びジオラマ展示
・粘土ワークショップ開催

2012年は、古事記編纂千三百年の年。古事記千三百年を記念する「神話博しまね」イベントのひとつとして、渡邊和己の神話モチーフの創作人形写真の展示、神話創作人形ジオラマの展示、また、粘土作品制作のワークショップを開催させて頂きました。

神話博しまね公式ウェブサイト
http://www.shinwahaku.jp/

神話フィギュアジオラマ展 出雲神話絵巻 お知らせページ
http://www.shinwahaku.jp/main-stage/taisha/