2017年11月16日

高崎山のサル酒 大分の昔ばなし

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・大分市の昔ばなし「高崎山のサル酒」
今から600年ほど昔、中屋玄通(なかやげんつう)という貧しい行商人が酒を売り歩いていたら、高崎山のサルがカニに足を挟まれて苦しんでいました。玄通はカニをとってやり、サルもカニも逃がしてやりました。

後日、サルに案内されて酒の泉を見つけた玄通は、その酒を売って九州一といわれる長者となったという事です。

・中屋玄通、中屋宗悦(そうえつ)について
昔ばなしに登場の玄通について詳しく調べてみますと、実在の人物で、大友宗麟の南蛮貿易を取り仕切る大豪商だったと分かりました。息子の宗悦の代には京・大阪にも居を構え、宗麟の秀吉への陳情にも随行するなど重要な地位を占めていました。

・「キャラクター」としての、「高崎山のおサル」
「高崎山のおサル」をねんど人形としてキャラクターデザインする時に、ご当地ならではの何かしらの特徴が欲しいところでした。昔ばなしをとり入れることによって、「サルの腰に酒の徳利や、瓢箪」「サルの足または指に、包帯または絆創膏」、場合により「足を挟むカニ」などのワンポイントを加えることが出来、物語性のある「キャラクター」としての制作が可能となりますね。

また昔ばなしに登場の仲屋玄通にモデルが実在したことで、地域に伝える物語としても深みが出来ました。当時の西日本一の豪商であった中屋玄通・宗悦の功績を称えて、こうした昔ばなしの伝承も生まれた事でしょう。


・・ねんどワークショップ用に、いくつか見本を作っています。足のダメージ表現で「包帯」はさすがに、このサイズでは難しいですね。小さすぎて包帯の結び目が作れないし、包帯に見えない(笑)。大きいサイズの人形であれば、足の親指だけに包帯を巻けるでしょうか。腰には、徳利や瓢箪をつけてみましたが、初めての子供ちゃんだとヒョウタンの形などを作るのは難度が高すぎるかも。竹筒の水筒も試したけれど、竹に見えなかったので没。さて、ここからが思案のしどころです。どんな風に持って行こうかなー(^ω^)

posted by watanabe at 17:52 | Comment(0) | ワークショップin豊後大分
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■「神話博しまね」

2012年7月21日(土)〜11月11日(日)

・創作人形写真、及びジオラマ展示
・粘土ワークショップ開催

2012年は、古事記編纂千三百年の年。古事記千三百年を記念する「神話博しまね」イベントのひとつとして、渡邊和己の神話モチーフの創作人形写真の展示、神話創作人形ジオラマの展示、また、粘土作品制作のワークショップを開催させて頂きました。

神話博しまね公式ウェブサイト
http://www.shinwahaku.jp/

神話フィギュアジオラマ展 出雲神話絵巻 お知らせページ
http://www.shinwahaku.jp/main-stage/taisha/